足や靴の臭いの徹底対策法

足の裏には汗腺が多く集中しているため、体の中でも比較的たくさん汗をかく場所といえます。
足の裏の汗腺の数は、背中や胸の5倍から10倍もあり、1日にコップ1杯分くらいの汗をかくともいわれています。
足にかいた汗をそのままにしておくと、皮膚に住む細菌によって汗が分解され、脂肪酸を作ります。これがニオイを発生させる原因となっているのです。
また、足の裏は体のどの部分よりも角質層(皮膚表面の固い層)が厚くなっています。そのため、表面の皮膚が新陳代謝や摩擦などによってはがれ落ちて、大量の垢になるのです。皮膚の細菌は、この垢を栄養分としてますます無殖し、皮脂腺から出る分泌物と混ざってニオイを発生させます。
足は、靴や靴下などで長時間おおわれて密閉状態にあるため、温度が上がって汗をかきやすく、その汗が蒸発せずにこもってしまいます。この状態は、細菌が活動するのに最適の環境です。
足が蒸れると、皮膚の角質層がはがれやすくなり細菌のための栄養分をどんどん供給することになってしまいます 足はニオイの悪循環を生み出しやすい部分なのです。

いつも足を清潔にしているのに、なぜかニオイが気になってしまうという人は、ストレスによる「精神性発汗」が原因で、 足のニオイが強くなっているとも考えられます。
家ではにおわないのに、職場だとにおう場合は、仕事のストレスによって発汗が促されている可能性があります。
足のニオイを気にしてしまうと、それがさらにストレスとなって悪循環に陥りがちです。まずはストレスの原因をつきとめて、精神的な負担を減らすように心がけましょう。

 

木酢液の殺菌力で足の臭い予防

滑潔な足を維持するためのオススメの方法が、木酢液を入れた足湯です。
木酢液は、炭を焼くときに出る煙を冷やして得られる液体です。炎症の抑制、殺菌、かゆみ止め、アトピー性皮膚炎の治療などにも使われています。
強い酸性なので殺菌効果があるため、雑菌の繁殖を抑えて足のニオイを軽減してくれます。そのほか、木酢液とマコモを併用したり、クエン酸を使って足のニオイをやわらげる方法があります。
足湯の方法は、40度以上のお湯をバケツに7分目くらいまで入れて、木酢液をコップ1杯加えます。そこに10~15分ほど足をつけましょう。
外出の前後に、この足湯でよく洗っておくと、ニオイを抑えることができます。

マコモにも、足のニオイを抑える効果があります。 マコモは日本各地に生えているイネ科の植物で、粉末に加工したものが市販されています。
穂に寄生する黒穂菌(くろぼきん)は、雑菌の繁殖を抑えて、垢などの老廃物を食べてくれます。黒穂薗は、熱湯の中でも死ぬことがないので、木酢液と組み合わせて足湯に使うと、消臭効果が増します。

また、気になる足のニオイには、クエン酸で作ったローションをぬる方法もあります。
クエン酸は梅干しやレモン、酢などに含まれる成分で、体臭対策に効果があります。
水50ミリリットルに、クエン酸を耳かき1杯ほど溶かして混ぜます。普通の化粧水をつけるように手やコットンにとり、軽くパッティングしながらつけましょう。
クエン酸ローションを使うとクエン酸が皮膚の表面に浸透し、皮膚の表面での細菌の繁殖を防いでくれます。

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足のニオイ防止の5つのポイント

ニオイの悪循環に陥りやすい足は、季節を問わずケアをする必要があります。
まめに爪を切り、足を清潔に保つことが基本ですが、日常生活で次の「5つのポイント」を守ると、ニオイ防止に効果があります。

【ポイント1】制汗に努める
まずは汗を抑えることです。スプレーやクリームなどの制汗剤を、足の裏や指のあいだにぬるといいでしょう。ぬったあとは、靴をはくまでにきちんと乾かしておきましょう。

【ポイント2】ムレを防ぐ
足のニオイの最大の原因は蒸れることです。自宅にいるときは、なるべく素足で過ごすように心がけましょう。外出したときも、一日に何度かは靴を脱いでムレを防ぐようにします。帰宅したら足をこまめに洗ったり、拭いたりする習慣をつけておくといいでしょう。

【ポイント3】消臭対策
上記で説明しています足湯やローションで消臭に努めましょう。

【ポイント4】インナーソールを使う
吸汗性の高いインナーソール(靴の中敷き)を使い、足のムレを軽減します。スペアをいくつか用意しておき、使用後は取り出して乾燥させましょう。

【ポイント5】靴の消臭・防臭
湿気は足のニオイの大敵です。湿気を含んだままの靴をはき続けるのは、ニオイをため込むことになるので、しっかりと乾燥させることを心がけてください。1日中はいた靴は、風通しのいいところで陰干しをし、同じ靴を続けてはかないようにしましょう。1日はいたら、できれば2日は休ませたいものです。

 

靴のケアで足のニオイを防ぐ

いくら足のニオイに気を配っていても、靴がにおっていては、努力が無駄になってしまいます。そこで、身近なものを使った靴の消臭法を、いくつか紹介しましょう。

脱いだ靴の中に、よく洗ったきれいな十円玉を左右ひとつずつ入れておくと、銅の消臭効果がはたらき、ニオ イを除去できます。風通しのいい場所に置いておくと、さらに効果的です。十円玉の素材である銅には、イオンの作用でニオイを発散させる作用があります。
また、身近なものでは、使用済みの使い捨てカイロや、お菓子の袋などに入っている乾燥剤も役立ちます。
どちらも除湿効果があるので、捨てる前に靴の乾燥剤として使うといいでしょう。
足の汗が靴にしみこみにくくなるよう、靴の内側に防水スプレーをかけておくのもひとつの方法です。

靴箱にもひと工夫できます。新聞紙を靴箱の棚に敷いておくと、靴が吸った汗を取り除く効があります。コーヒーをドリップしたあとの豆カスを、紙フィルターごと乾操させてから靴箱に入れるのも、消臭に役立ちます。

 

足の発汗を押させてニオイを防止

自律神経は、自分の意思でコントロールすることができないものです。自律神経には、心身を興奮させる交感神経と、リラックスさせる副交感神経があります。
発汗は、交感神経の刺激によってコントロールされています。つまり、汗は自分の意思で出したり止めたりできないのです。
自律神経のはたらきの中で、唯一「呼吸」だけは自分でスピードを調整できます。この呼吸をコントロールして、発汗を抑える方法があります。
ゆっくりと呼吸をすれば、それにつられて心臓の鼓動も遅くなります。さらに血圧も下がって筋肉もゆるみ、交感神経の緊張が解けていきます。
しだいにエクリン腺の活動も静まり、その結果、発汗がおさまっていくのです。発汗がおさまれば、足のムレが軽減され、ニオイもおさまることになります。
ストレスが原因で足にたくさんの汗をかくような人は、真面目で完璧主義、努力家で恥ずかしがり屋という傾向があります。つまり周囲の人たちに気を使い、ストレスを感じることで汗をかいてしまうわけです。
この場合には逆転の発想が必要になります。
「汗を止めなければ」と悩むのではなく、むしろ「どんどん汗をかいてやろう」と思って努カをするのです。そうすると、かえって気持ちが落ち着いて、汗がおさまってくることが多いようです。
「眠れない」と悩んでいるうちはなかなか寝られないのに、「朝まで起きてやるぞ」と開き直ったら、かえって知らない間に寝てしまったという経験がある人もいらっしゃるでしょう。同様に、開き直りが「精神性発汗」を抑えることもあるのです。

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