頭(頭皮)の臭いの原因と対策法

頭皮臭のニオイは、大きく2種類に分けられます。
ひとつは、髪の毛が周囲のニオイを吸い込んで発生する「頭髪臭」。
もうひとつは、 皮膚炎やフケ、皮脂などが原因で発生する「頭皮臭」です。

髪の毛そのものは、丈夫なキューティクルでおおわれていて、ニオイを発生する原因になることはありません。ところが髪の毛には、空中に浮遊するニオイを吸収・吸着する性質があります。そのため、ニオイ分子の「集臭器」となってしまうのです。
さらに髪の毛には、自分の頭皮から発生したニオイも付着します。
つまり髪の毛は、外からと中からの両方のニオイを吸い込んで、それらを濃縮して発散してしまうのです。
このように、頭のニオイは複合的なものであり、単一の方法では対処が困難なところに防臭と消臭の難しさがあります。

 

フケが細菌の栄養に

「頭皮臭」の原因のひとつにフケがあります。フケは頭皮の角質細胞で、体のアカと同じように古くなるとはがれ落ちます。
人の生理的な現象ですから、フケが出ること自体には何の問題もありません。しかし、タンパク質が豊富に含まれたフケは、細菌にとって格好の栄養分となります。そのためフケが多くなると、雑菌やカビが繁殖して、頭皮のニオイの原因となってしまうのです。

 

皮膚炎がニオイを招く

「頭皮臭」のもうひとつの問題は皮膚炎です。特に、「脂漏性皮膚炎」の場合は、かなり強いニオイを発生することもあります。
この皮膚炎は、皮膚の細菌が繁殖して炎症を起こしたもので、頭皮など皮脂の多いところに発生します。
ひどくなるとニオイだけでなく、毛穴に皮脂が詰まって抜け毛が増え、脱毛の原因にもなりかねません。そのため皮膚科での治療が必要となります。

 

ミネラルウォーターで頭のニオイ予防

髪の毛のニオイを消すのに有効なのが、天然ミネラル水です。天然ミネラル水に含まれるミネラルイオンは、ニオイ分子とイオン交換反応を起こして、中和消臭してくれます。
髪の毛のキューティクルの傷んだ部分には、ニオイ分子が付首しやすくなっています。天然ミネラル水を使うと、ミネラルイオンがその傷んだ部分に付着して、ニオイのもととなるアンモニア分子の付着を防ぐことができるのです。
天然ミネラル水は、ミネラルウォーターで代用することができます。
髪の毛にスプレーするのは、出かける前でもお風呂上りでもいいでしょう。スプレーをしたあと、ドライヤーで水分を蒸発させてください。
使田するミネラルウォーターは、できれば1リットルあたり1000ミリグラム以上のミネラルが含まれた、硬度の高いものがいいでしょう。硬度やミネラル成分は、ボトルのラベルに表示されています。日本産よりも欧州産のほうが、硬度が高いものが多いのでオススメです。
にがり5~10滴や、ミョウバン10グラム程度を加えると、消臭効果がより高まります。

 

正しい洗髪でニオイを予防

家庭でも手軽にシャワーが使えるようになったためか、毎日のようにシャンプーを使って洗髪をしている人が多くいます。なかにはー日に2回も3回も洗う人までいるようです。
これでは明らかに洗いすぎです。頭を洗いすぎると、人の皮膚に存在する常在菌である表皮ブドウ球菌を、根こそぎ洗い落としてしまうことになります。
表皮ブドウ球菌がなくなると、より強い雑菌が頭皮に増えることになり、それが原因でニオイが発生します。つまり、清潔にしようとしすぎて、かえって不潔になってしまうおそれがあるのです。
こうした状況を防ぐためには、まずは洗髪の回数を減らす必要があります。毎日ではなく、2日から3日に1回程度の洗髪でも、十分に髪の清潔さを保つことができます。
さらに、毎回のようにシャンプーを使う必要もありません。
できれば2回に1回くらいは、温水だけで洗いましょう。アカやホコリ程度の汚れなら、温水だけで、ほとんど洗い流すことが可能です。
温水で洗髪する際は、粗塩(あらじお)を用いるのもおすすめです。
この方法なら、表皮ブドウ球菌を守ることができ、雑菌の増加によるニオイを食い止めることができます。
やり方は簡単で、洗髪の前に粗塩を小さじ1~2杯程度、洗面器に入れ、お湯を加えて塩水を作っておきます。
ぬるま湯で、垢やほこり、皮脂を洗い流します。
塩水を、頭皮にしみこませるようにかけながら、軽く洗います。
やや熱めのお湯で洗髪をします。

 

ニオイが髪に付きにくくなる工夫

髪の毛にニオイがつくのは、洗い方や乾かし方にも問題があると考えられます。 頭皮の皮脂は、頭皮を守って髪の毛にうるおいを与えるのが本来の役目です。におうからといって、乱暴にゴシゴシとこすって、皮脂を洗い流そうとするのは間違いです。
洗いすぎると、頭皮や髪の毛のキューティクルが傷つき、そこに細菌が入り込んで、かえって頭にニオイをため込んでしまうことになりかねません。
今では、外出前に洗髪をする人が多くなりました。しかし、朝や昼の洗髪は、ニオイ対策のためには避けたほうが貿既です。
外出前に髪の毛を洗うと、生乾きの状態で出かけることになり、タバコの煙や排気ガスのニオイなどが、付着しやすくなってしまうからです。
どうしても外出前にしか洗えないという場合は、髪の毛をしっかり乾かすようにしましょう。ただし、ドライヤーの高熱で一気に乾かすと、髪の毛を傷めてしまうので、ゆっくりやさしく乾かすことが大切です。
また、頭のニオイ予防には椿油がオススメです。
椿油には、紫外線をカットし、ニオイの原因となるフケ、抜け毛、白髪、かゆみを予防する効果があります。
椿油に含まれるオレイン酸は、皮脂に似た成分なので、汚れを落としつつ、必要な脂肪酸を補います。シャンプー後に椿油を数滴手に取り、髪と地肌をマッサージすると効果的です。

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