デリケートゾーン臭の原因とは?

デリケートゾーンの臭いに悩んでいる人はたくさんいます。

性器の臭い悩みは、男性であれ女性であれ人には相談しづらい場所であり、一人で悩んでいる人は少なくありません。
しかし、そもそもデリケートゾーンの周囲にはアポクリン汗腺や皮脂腺が密集しているため、臭いが発生しやすい場所なのです。
しかも陰毛が生え、常に下着で覆われているため、蒸れやすく臭いがこもりやすいのです。

また、どちらかと言えば女性の方がデリケートゾーンの臭いが強いとされているため、男性よりも圧倒的に女性の方が性器の臭いに悩まされています。
女性の方が臭いが強い理由は、まずは性器の構造にあります。
男性は外に出ていますが、女性は体の奥まった部分にあり、外陰もヒダなど複雑な形状をしているため、蒸れやすいなどの理由があります。
また、おりものや血液のほか、様々な分泌液が常に出ているため、それらの臭いが混じり合って独特な臭いを生んでいるのです。

 

 

デリケートゾーンの臭いの原因とは?

デリケートゾーンとは、いわゆる「アソコ」や「陰部」のことをいいます。
デリケートゾーンがワキガの臭いを放つことを「スソワキガ」と呼びます。
場所が場所ですので他人からは指摘しにくく、また、陰部はもともと臭いやすい場所なため、自分がスソワキガだと気付いていない人も多いかも知れません。
デリケートゾーン臭と一言でいっても、実際には大きく3つに分類されますので、ひとつずつ解説していきます。

スソワキガ

スソワキガはワキガと同様に、アポクリン汗腺から出る汗が原因となってワキガ特有の強烈な臭いを放ちます。
ワキガと同じように、こまめに汗を拭き取ったり、デオドラント剤を使うことが難しいため、入浴時に石鹸でよく洗うなど基本的なケアが重要になります。
ワキガの人の多くはスソワキガや乳首などにもワキガを持っている傾向にあります。

不衛生による臭い

男性も女性も性器は汚れやすく洗いにくい場所のため、恥垢(ちこう)と呼ばれる尿や精液、オリモノ、性器周辺組織の角質などのカスがたまりやすくなります。
この恥垢が原因となって臭いを発するケースも少なくありません。
毎日の入浴で、しっかりと洗浄するようにしましょう。

膣内の臭い

女性の場合、オリモノと呼ばれる子宮から出る粘液や固形物がありますが、本来は無臭なものですが、細菌によって子宮や膣内が炎症を起こしている場合などに、かなり強い臭いを発することがあります。
また、通常のオリモノは無色ですが、炎症などを起こしている場合は色が付いたりしますので、視覚的にも異常を認識することができます。

 

 

陰部の臭いの予防対策

デリケートゾーン臭の予防対策には、まずは陰部を清潔に保つことが大切です。
入浴時には外陰部を中心にていねいに洗って恥垢を落としましょう。オススメなのがデリケートゾーン専用の石鹸を使うことで、汚れや臭いの元はしっかり落とし、必要以上に皮脂や細菌を落とさないようにすることです。落としすぎることで、余計に臭いが酷くなるケースがありますので注意が必要です。

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女性の場合は膣内も洗いますが、膣内はぬるま湯で丁寧に洗いましょう。
洗浄力の強い石鹸は膣内を雑菌から守る常在菌まで殺菌してしまいますので、使用しないようにしましょう。
膣内の臭いが気になる方は、デリケートゾーン専用(膣内専用)の石鹸を使うと安心です。

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スソワキガにも使えるデオドラント剤

デリケートな部分だけに臭いのケアは難しく、特にスソワキガが強い人の場合は毎日キレイに洗っても、あのワキガ特有の臭いを発してしまうこともあります。短めのスカートをはいている場合なんかは、周りの目がとっても気になりますね。
嬉しいことに陰部でも使用できるデオドラント製品もありますので、入浴後や朝などに塗っておけば、とっても安心できますね。
また、ワキガと同じように、クリニックでスソワキガの治療もできます。例えば「ペアドライ」という施術方法では、切るようなことをしませんので、傷跡も残らず安心して治療いただけます。
ほとんどが1回の治療で終わりますので、お近くにスソワキガ治療のクリニックが無い場合でも、少し遠出をすれば日帰りで治療を受けることができます。

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月経とニオイの関係

月経とニオイの関係

そもそも、女性の体臭は月経周期(25日~38日)に合わせて微妙に変化しています。

女性ホルモンには大きく分のけて2種類あり、一般的に「ホルモン」といわれているのは「エストロゲン」です。
エストロゲンは女性らしさをつくる源になります。
もうひとつのホルモンは「プロゲステロン」と呼ばれ、体温を上昇させ妊娠を維持する作用があるなど、母になるための重要な要素である一方、皮脂の分泌を高めるなど美容的にはマイナスイメージですが、エストロゲンは乳がんや子宮癌を発生させるリスクがありますが、プロゲステロンによって抑制され、この2つのホルモンがバランスよく分泌されることで健康を保っているのです。

月経前になると体温が上がったりホルモンの影響で皮脂腺が刺激され、皮脂が多く分泌されるようになります。
あまりに多く皮脂が分泌されてしまうと腺が詰まり、皮脂腺中の脂肪酸が酸化して強い臭いを放つようになります。

月経時はエストロゲンもプロゲステロンも分泌される量は少なめで、そうニオイは気にならない時期です。
そして、排卵期過ぎるとエストロゲンの分泌が少しずつ低下していき、プロゲステロンの分泌が高まりまたニオイが強くなる時期となり、やがて正常な分泌量となりニオイも落ち着いてくるといった周期的な月経とニオイとの関係があるのです。
※月経周期のニオイ変化には個人差があります。

月経時のデリケートゾーン臭は「ムレ」が原因

月経時になるとアソコの臭いが気になりますね。
確かに月経になって血液が膣から出れば、酸化によってニオイが発生します。
しかしこの血液が酸化したニオイは錆びた鉄の臭いと例えられるように、際立って嫌なニオイではありません。
むしろ、月経時の嫌なニオイはムレによって発生することが多いのです。

もともとデリケートゾーンは汗をかきやすい箇所であり、そこにさらにナプキンを当てたままにしていると当然のように蒸れてきます。また、ナプキンの上に履く生理前ショーツやストッキングにガードルなど、ますます蒸れを加速させる原因となっています。
その結果、雑菌が繁殖しやすい環境となりニオイを発生させてしまうのです。

 

 

デリケートゾーン臭と病気の関係

デリケートゾーン臭の原因と病気の関係

デリケートゾーンの臭いの原因は月経によるものや、興奮時にはアポクリン腺から出る汗のニオイだったりもします。
ワキガの人は、脇の下にあるアポクリン腺からの汗がワキガ臭を発するように、デリケートゾーンでもワキガ臭(すそわきが)を発するケースが多いです。

また、ストレスにより代謝低下や内蔵機能が低下し、解毒しきれないアンモニアが血液中に流れて汗や皮膚からアンモニア臭として発生することもあります。

これら以外の原因は、ほとんどが「おりもの」です。
臭いの原因がおりものだからと言って、膣の中を石鹸で洗うことはNGです。
膣内の善玉菌まで洗い流してしまい、余計にニオイを強くしてしまうことがあります。

おりものは子宮頸管(しきゅうけいかん)や膣の分泌物で、正常なものは甘酸っぱい臭いがして半透明か白色で乾くと黄色っぽくなります。

もし、違った色や臭いがするようであれば、何らかの病気や異常がある場合があります。
例えば、白くポロポロとした豆腐のカス状のおりものに、少し酸っぱい臭いがあるようなら「カンジダ膣炎」の疑い、緑色または灰色がかったおりもので魚の腐ったような臭いは「細菌性膣炎」の疑いです。

もう少し、おりものの異常でわかる病気について書きますが、臭いや症状は個人差があり、またここには記載の無い病気もありますので、自己判断は厳禁です。
おかしいなと思ったら早めに産婦人科を受診することをおすすめします。

おりものと病気

淋病

おりものが黄色い膿のようになります。量も多く悪臭を放ちます。
外陰部に痛みを感じたりする場合もあります。
淋菌によって感染します。
感染源は性交感染が主です。
淋病は男性も発症し、尿道炎になり排尿時には痛みと膿がでる場合があります。
その状態で性交し女性に移るというケースも少なくありません。

トリコモナス膣炎

おりものの色が黄色っぽく強い悪臭を放ち、外陰部がかゆいのが特徴です。
トリコモナス原虫によって感染します。
感染源は性交感染が主です。

クラミジア

おりものそのものには、たいした変化は無く自覚症状もないため気が付きにくい病気です。
病気が進行すると下腹部に痛みを感じたり、性交時に痛みを感じたりするようになります。

尖形コンジローマ

おりものが増え、やや悪臭を放ちます。
外陰部にイボのようなものができるのが特徴です。
ヒトパピローマウイルスによって起こる病気です。
子宮癌の原因となるウイルスの仲間ですので、早めにしっかり治療することが大切です。

 

 

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