こんな口臭は病気のサインかも!?

口の中が原因となる口臭とは

口臭は胃腸などの病気によっても口臭として現れます。
しかし、やはり口臭の主な原因は口の中にあり、ニオイの元となるのは、まずは歯に付いた歯垢や歯石、舌の汚れである舌苔です。
歯の表面に付着する白い沈着物を歯垢(プラーク)と言いますが、歯垢は口の中の食べかすをエサにして増殖した細菌の塊なのです。
そして、歯磨きをしないで歯垢を放置しておくと、唾液に含まれるカルシウムを吸着して石灰化し歯石となります。
歯石になってしまうと、ちょっとやそっとの歯磨きでは落ちません。
歯垢から歯石へとなるまでには、たったの2日ほどですので、毎日の歯磨きは必須なのです。

歯垢や歯石は虫歯や歯周病の原因となり、虫歯や歯周病は口臭を発生させます。
毎日、毎食後にしっかり歯磨きをしていても、磨き残しなど完全に歯垢を落とすことは難しいものです。
定期的(3ヵ月ごと)に、歯科医で歯垢や歯石を落としてもらうようにしましょう。

 

虫歯による口臭は硫黄のニオイ

歯を磨かずに口の中に食べかすが残ったままにしていると、口内の細菌が食べかすをエサにして酸を発生させます。この酸が歯を溶かして虫歯となります。
歯が溶けてできた穴には、歯垢や食べかすが詰まりやすく、歯磨きでは取れにくくなるため、さらに虫歯が進行してしまうことになります。
虫歯は硫黄のようなニオイをともないますので、きつい口臭がします。
特に進行した虫歯や歯肉が炎症している場合は、かなりの口臭となります。
虫歯になったら早めに治療するとともに、定期的な歯の検診で虫歯を作らないようにすることが大切です。
すべての虫歯を完治することで口臭が治まったという人も多くいます。
また、過去に虫歯治療で使用した歯の詰め物や義歯(入れ歯)などが古くなり、穴が開いたり隙間ができると食べかすが詰まり、虫歯になりやすくなっていることもあります。
このような場合は歯の神経を抜いているケースが多く痛みを感じにくいため、虫歯や歯肉の炎症がかなり進んでいる場合があり、強い口臭となっていますので注意が必要です。

 

口臭の大きな原因のひとつは胃腸の病気

口臭の大きな原因は歯周病ですが、並んで多いのが胃腸の病気です。
胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気になると消化不良を起こしやすくなり、胃の中で発酵してニオイを発生させます。
発生したニオイ物質は腸管から吸収され、血流に乗って肺に行き、口臭として体外に出ます。
このような場合のニオイは、卵の腐ったようなニオイがして非常に不快なものです。
また、腸の働きが低下すると、腸内に悪玉菌が増えてニオイを発生させます。

胃や腸の病気の原因は、現代社会におけるストレスが占めているといわれます。
また、睡眠不足や偏食、暴飲暴食、便秘なども原因としてあげられます。

肝臓も働きも口臭と大きな関係があります。
正常な肝臓では、体内のニオイ物質を分解し、病的な口臭とはなりませんが、慢性肝炎などで肝臓の働きが正常でない場合は、分解しきれなかったニオイ物質が血液に乗って口臭や体臭として体外にでます。

 

糖尿病の疑いのある口臭

糖尿病の人は口が乾きやすいとか歯周病になりやすいと言われていますが、これは糖尿病になると唾液が不足してしまうことが原因です。
唾液が不足すると口が乾くことはもちろん、歯周病など口内の菌が増殖し、口臭が強くなります。
糖尿病の人は、甘酸っぱいような口臭や体臭が特徴です。

 

呼吸器系の病気の口臭

気管支炎や肺炎など、呼吸器系の病気がある場合もきつい口臭をともないます。
また、蓄膿症や鼻炎、扁桃腺炎など、鼻や喉の病気も同様にきつい口臭がします。
これは、肺や気管支、鼻や喉など、炎症を起こしている組織が化膿して菌が増殖し、その結果、生ゴミのような生臭いニオイを放つようになります。

 

 

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