多汗症の予防対策方法

多汗症の4大予防対策

多汗症の予防対策法は、単純なことではありません。
単純に考えれば「発汗を抑える」ことで、多汗症の軽減にはなります。
では、発汗を抑える方法として考えられるのが、大きくわけて次の4つだと思います。

 多汗症の克服方法

 

制汗剤で汗を抑える

デオドラント製品とも呼ばれますが、ドラッグストアーやコンビニなどでも手軽に入手でき、価格も手頃な製品が多いです。
多汗症に悩む方で、実際にこうした製品を使用している方は、かなりの数に上るのではないでしょうか。
制汗剤あるいはデオドラント製品は、大きく分けると「制汗剤」「消臭剤」「雑菌剤」に分類することができ、スプレーやローション、クリーム、パウダーなど様々な形態のものがあります。
「制汗剤」は、毛細血管を収縮させることで発汗を抑える効果を狙ったもので、古くから汗止めとして使われてきた「ミョウバン」や「ホウ酸末」なんかもその種類になります。
しかし、効果は半日から1日となり、汗をかくと効果が薄まるため、毎日数回にわたってケアをする必要があり、使い続けることで肌がかぶれたり湿疹ができたりすることも多くみられます。
また、皮膚の呼吸を妨げてしまうために、色素沈着が起こり、皮膚が黒ずんでしまうこともあります。
制汗剤は手軽に使えるところがメリットですが、皮膚トラブルの危険性もありますので、商品選びはしっかり行うようにしましょう。

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内服薬で汗を抑える

皮膚科などで多汗症を診てもらうと、過剰に働く交感神経の動きを抑える「抗コリン薬」などの内服薬を処方される場合があります。
ただし、効果のほどは一時的なようで、実際にはあまり処方されることはないようです。
また、漢方薬でも「五苓散(ごれいさん) 」や「黄連解毒湯(おうれんげどくとう) 」といったものがありますので、気になる方は漢方医の指導のもと、服用してみては如何でしょうか。

 

手術治療を行う

多汗症治療には、外科手術で根治するのが最も効果的な方法です。
手術といっても痛みや後遺症の不安はありませんし、醜い傷跡が残る心配もありません。
また、30分程度で施術できるケースが多いため、入院や通院の必要もありません。
何より、効果はずっと続きますので、毎日かかさずケアをする必要も無くなり、汗をかいてしまうようなシチュエーションに急にさらされても安心です。

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精神療法

緊張や興奮に伴う発汗は誰にでも起きることで、病気でもなんでもありません。
しかし、多汗症の人は、

「人前で汗をかいたらどうしよう・・・」
「汗だくの姿を見られて恥かしい思いをしたくない・・・」
「汗が止まらなくなったどうしよう・・・」

など、汗をかく不安から余計に汗をかいてしまうことがあり、心を占めてしまって日常生活や対人関係までに支障をきたすようになってしまうこともあります。
多汗で悩む人には共通する特徴があり、それは一様に真面目で完璧主義、努力家が多いようです。また、負けず嫌いな人やかなりの恥ずかしがり屋でもある傾向が多いようです。

対人恐怖症とされる赤面恐怖症やふるえ恐怖症などのように、精神性発汗によって対人場面まで支障をきたすようなケースは、神経症の一種と考えてもおかしくなく、このケースでは専門医の神経症の治療が必要だと考えます。

自宅で簡単に出来る自律訓練による多汗恐怖改善

精神療法では、原則専門医の治療を必要としますが、ここでは自宅で自分で簡単にできる自律訓練方法をご紹介します。この方法で効果が有る無しに関わらず、やはり専門医の治療を受けるようにしてください。

一般に、臓器をコントロールしている自律神経系を意識的に自由に働かせることはできません。例えば、意識的に心臓の鼓動を早くしたり遅くしたりはできないようなことです。
しかし、唯一意識的に調節できるのが「呼吸」です。呼吸を調節することで、間接的に他の臓器をコントロールすることが自律訓練方法の目的です。
例えば、意識的に呼吸を早く激しくすれば、心臓の鼓動も早くなり、血圧も上がります。
逆にゆっくりと深く呼吸をすると、心臓の鼓動も遅くなり、血圧も下がります。
そして、ゆっくりと深く呼吸をすることで、脳波がα波の状態となり、心が落ち着いた状態となります。

自律訓練による多汗恐怖改善では、脳波がα波になるような呼吸法の習得を目指しましょう。
それでは呼吸法の説明をします。

  1. あぐらなど楽な体制で座り、息を軽く吐き出します。
    このとき、お腹を引っ込めて古い空気を絞り出すイメージで行います。
  2. 吐いた息の半分ほど、お腹で息を吸い込みます。
    息の量で「半分」といっても難しいでしょうから、息を吐くのに10秒かかったとしたら、息を吸うのは5秒ということで結構です。
  3. 息を止めます。
    息を止める時間は、息を吸った時間の4倍程度を目指しましょう。息を止めるのが苦しいようでしたら、無理をする必要はありません。

これを数回繰り返し、リラックスした感じが得られればOKです。

 

 

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